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網戸の目隠しシート|風通しを保ったまま視線を切る選び方

網戸を閉めていても、外からは室内の様子が見えてしまう。

1階の道路側や隣家と向かい合う窓では、風を通したいのに開けられないという声が多い場所です。

そこで使われるのが、網戸に取り付ける目隠しシートやネット。

ただし、窓ガラス用の粘着シートをそのまま網戸に貼ることはできません。

網は目が開いているため、粘着面が触れる面積がごくわずかしかない。

無理に貼れば風で剥がれ、飛ばされた先で近所とのトラブルにもなります。

この記事では、網戸で効く選び方の軸・タイプ別の向き不向き・貼る前に測る寸法まで、まとめて解説します。

壁デコ.com編集部

「壁デコ.com」は、賃貸でも楽しめるウォールステッカー・壁装飾のアイデアを発信するメディアです。子供部屋や身長計、おしゃれな北欧デザインから、きれいな貼り方・剥がし方、原状回復のコツまで、部屋別・用途別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

選ぶ前に決めたい網戸の目隠しシート3つの軸

網戸に使うものを選ぶとき、効いてくる軸は大きく3つです。

ひとつ目は固定方法。

網に粘着で留めるのは基本的に無理なので、面ファスナー、クリップ、結束バンド、網を挟む磁石といった機械的な固定に頼ることになります。

ふたつ目は通気をどこまで残すか。

網戸の役目は風を通すことなので、目の詰まった不透過のシートで全面をふさぐと、目隠しはできても風は止まる。

夏場に窓を開ける意味が薄れます。

3つ目は耐候性。

網戸に付けるものは、屋外の紫外線と雨と風を直接受ける位置にあります。

室内窓用として売られているシートを流用すると、ひと夏で色が抜けたり、留め具の周りから裂けたりする。

屋外用の表示があるかどうかは必ず見ておきたい点です。

見え方の考え方そのものは、窓に貼るシートと共通する部分があります。明るさと見え方の関係は目隠しシートの選び方を4つの基準で整理した記事もあわせて確認してください。

通気を残すか塞ぐかで種類が分かれる

目の粗い目隠しネット系

ポリエステルや不織布を織った目隠しネットは、細い糸を密に並べて視線を遮る構造です。

完全に不透明ではないぶん、風はある程度抜ける。

面ファスナーやクリップで網戸の枠に沿って留めるものが多く、必要な季節だけ付けて外せます。

アルミ蒸着の遮熱シート系

表面にアルミを蒸着させたタイプは、光を反射して日射熱を抑えることを主目的にしたもの。

結果として外からの視線もかなり遮ります。

ただし通気はほとんど期待できません。

西日が強い窓で、風より暑さ対策を優先する場合の選択肢。

張り替え用の視線カットネット

網そのものを、視線が通りにくい仕様の網に張り替える方法もあります。

表面に光沢のある糸を使い、外側からは見えにくくしたタイプ。

取り付け物が増えないので、風で飛ぶ心配がなく、見た目もすっきりする。

ただし網の張り替え作業が必要になり、押さえゴムとローラーを用意することになります。

網戸に貼らない選択

窓ガラス側にフィルムを貼る、あるいは窓の外にすだれを吊るという手もあります。

網戸を触らないので、通気と目隠しを別々に管理できる。

フィルムの種類ごとの違いはガラスフィルムを目的別に比べた解説が参考になります。

タイプ別に見る網戸への付け方の向き不向き

タイプ主な固定方法向いている場面注意点
目隠しネット(織布・不織布)面ファスナー、クリップ風を通したい1階の道路側完全な不透明ではない。夜は室内が透ける
アルミ蒸着の遮熱シート面ファスナー、吸盤付きの枠留め西日が強く暑さを抑えたい窓通気がほぼ止まる。反射光が隣家に向く場合あり
視線カット仕様の張り替え網押さえゴムで枠に固定年間を通して付けたままにしたい窓張り替え作業と道具が必要
窓ガラス用フィルム水貼り、粘着網戸を触りたくない場合ガラスの種類により熱割れの恐れ
すだれ、シェードフックや突っ張り賃貸で穴を開けたくない場合強風時に取り込む手間がかかる

網戸に取り付ける方式と、窓に貼る方式は別物として考えたほうが選びやすい。シートとフィルムの呼び分けについては目隠しフィルムとシートの違いをまとめた記事で整理しています。

目隠しシート選びで失敗しやすいポイント

いちばん多いミスマッチは、窓ガラス用の粘着シートを網戸に貼ろうとすること。

ガラス用は平らな面に密着させる前提なので、目の開いた網では接着点が糸の上だけになる。

数日で角から浮き、雨が入れば一気に剥がれます。

次に多いのが、室内向けのシートを屋外側に付けてしまう例。紫外線に対する耐候の設計がない素材は、表面が白く粉を吹いたり、留め具の穴から裂けたりします。

磁石で留めるつもりでいたのに付かない、という行き違いもある。

網戸の枠はアルミが多く、アルミには磁石が付きません。

使えるのは、網を挟んで磁石同士でくっつける方式のもの。

枠に貼り付ける前提の商品説明かどうかを見てください。

もう一点、外開きの網戸や玄関用の引き戸では、シートの厚みが戸車やレールに干渉することがあります。

開閉が渋くなったら厚みを見直す。

ベランダ側で風を受ける位置なら、ベランダの目隠しシートを風で飛ばさない固定方法の考え方も応用できます。

場所ごとに変わる網戸の目隠しの優先順位

同じ製品でも、付ける窓によって重視する軸が入れ替わります。

1階の道路や通路に面した窓なら、優先されるのは遮る度合い。

人が近くを通る距離なので、目の粗いネットでは室内の動きが分かってしまう場合があります。

2階以上の窓は、視線より日射のほうが問題になりやすい。遮熱を兼ねたタイプの出番です。

キッチンの網戸は事情が違います。

調理の油分が付着するため、拭ける表面のものを選ぶか、季節ごとに交換する前提で考えたほうが現実的。

不織布は油を吸うと落ちません。

浴室や洗面の小窓では、湿気で留め具の粘着が弱ります。

面ファスナーの台座を粘着で貼るタイプは、水がかかる位置を避けて配置する。

ベランダ側の大きな網戸では、面積が広いぶん風圧を受けるので、上下だけでなく左右も留めておくと煽られにくくなります。

注文前に測る寸法と確認しておく表示

採寸は、網の見える面ではなく網戸の枠の外寸で取ります。

網の部分だけに合わせて切ると、隙間から視線が抜けてしまう。

幅と高さを、上中下・左右の3か所ずつ測ると歪みが分かります。

古い建具ほど上下で寸法が違うもの。

必要枚数は、シートの規格幅で何列取れるかを計算します。

柄が入っているタイプは柄合わせのぶんの余分が必要で、リピート(柄の繰り返し単位)が大きいものほど無駄が増える。

目安として、片側10cmほど余らせておくと調整が効きます。

商品ページで見ておく表示は3つ。

屋外使用の可否、固定方法(付属品に何が入っているか)、そしてカットできる素材かどうか。

ハサミで切れると書かれていないものは、切り口がほつれる場合があります。

小さく試したいなら、まず100円ショップの商品で固定方法の感覚をつかむのも手。売り場の探し方はダイソーの目隠しシートのサイズ展開と売り場にまとめています。

よくある質問

窓用の粘着シートを網戸に貼れますか

基本的に向きません。

網は目が開いており、粘着面が触れるのは糸の頂点だけ。

屋外の風雨を受ける位置でもあるため、剥がれて飛ぶ危険があります。

網戸には面ファスナーやクリップで機械的に留める製品を選んでください。

外から見えにくく、中からは外が見えるものはありますか

光沢のある糸やアルミ蒸着を使ったタイプは、明るい側から暗い側が見えにくくなる性質を利用しています。

ただし成立するのは外が明るいときだけ。

夜に室内の照明を点ければ、外から中が見えます。

この仕組みの限界はマジックミラー効果が出る条件をまとめた記事で詳しく触れています。

付けたまま網戸を掃除できますか

取り付けたままでは網の目に入った埃を落としきれません。

面ファスナーやクリップで留める方式なら外して洗える製品もあり、洗濯可否は表示を確認してください。

張り替え網タイプは、通常の網戸と同じようにブラシで水洗いできます。

台風のときはどうすればいいですか

面積のあるシートを付けたままにすると、風を受けて網戸ごと外れることがある。

強風が予想される日は取り外すのが安全です。

取り外す前提で選ぶなら、着脱の手間が少ない固定方法が向いています。

まとめ

網戸の目隠しは、固定方法・通気・耐候性の3つで絞り込むと選びやすくなります。粘着で貼る前提の窓用シートは網戸には使えないため、面ファスナーやクリップで留める製品か、視線カット仕様の網への張り替えを検討する。

そして、遮る度合いを最優先するのか、風を通すことを優先するのかは窓の位置で変わります。

1階の道路側なら遮り、2階なら遮熱。

キッチンなら拭ける表面。

採寸は枠の外寸で、上中下の3か所を測る。

この順で条件を固めていけば、迷う範囲はかなり狭くなるはずです。

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